アンボセリ国立公園でよく見る鳥たち
ケニアのアンボセリ国立公園で出会った鳥たち。ダチョウ、ハゲワシ、アフリカハゲコウ、カンムリヅルなど、大型の鳥を中心に。
ダチョウ Struthio camelus
サバンナでよく見かける地上最大の鳥。亜種としてマサイダチョウとされることもある。体高230cm、135kgにもなる。現生鳥類では最大で、翅はあるが飛ぶことはできない。雌雄でかなり形態が異なる、番で行動していることが多い。
ハゲワシ
サバンナに住み、主に腐肉をあさる猛禽類の総称。主にクロハゲワシを示すが数種類いる。いづれも首から頭にかけての羽毛が無いか極めて少ないのでこの和名がついた。
アフリカハゲコウ Leptoptilos crumeniferus
各地に見られる大型の鳥類、体高120cm、体重9kgにもなる。腐肉を漁るスカベンジャーでもある。ハゲワシなどとまじり旋回群舞している下には動物の死骸がある。市街地でもよく見かける。
モモイロペリカン Pelecanus onocrotalus
アフリカ各地の湖沼に飛来している渡り鳥。体長170cmにもなる。群生していることが多い。通常は淡黄色から白であるが繁殖期には桃色になる。
カンムリヅル Balearica pavonina
サバンナや沼沢地にいるツル科の大型蝶類で、体高95cmにもなる。番で行動することが多いが、まれに5,60羽の群れで生息している。ウガンダの国鳥。
ホロホロチチョウ Numida meleagris
サバンナや灌木帯に群生する体長50cmほどの中型鳥。危険がある場合は飛ぶこともできるがほとんど群生し歩行生活をしている。
ツキノワテリムク Lamprotornis superbus
東アフリカ各地に生息する小型のムクドリ。人になれ、よくロッジなどにやってきて餌をねだっている。
時々見かける鳥
サメイロイヌワシAquila rapax
中型の猛禽類。
ハゲノドシャコPtemistis leucoscepus
中型の鳥。番で採餌していることが多い。
アフリカクロトキThreskiornis aethiopicus
沼沢地に群生している朱鷺だが頭部と翼の先は黒い。