目黒のシェアハウス「歩き方ハウス」が発祥の地!
2013年3月、目黒では庶民的雰囲気の住宅街の一角に「歩き方ハウス」をオープンさせました。
サザエさんの家のような昭和の面影を残すこの家屋で、川田秀文はここを、長年「地球の歩き方」というガイドブックの取材編集に携わる中で、バックパッカーや旅好きな方々の交流の場にしたいと考え、家屋の改装を始めました。
しかし、本業が忙しい身、なかなか改装が進みません。やっと半年かけて生まれたのが、シェアハウスとしての「歩き方ハウス」です。 シェアハウスの室内には、レトロな家具のほか、川田が海外から仕入れたアフリカの絵画や、タイコのテーブル、中央アジアの絨毯やクッションカバー、下駄箱の上には、ダチョウの卵やマコンデの人形。昭和の日本の家屋に無国籍な空気が広がっています。
シェアハウスから賑わうイベント
「歩き方ハウス」のダイニングキッチン・リビングは12畳ほどで、さほど広くはありませんが、ここで「交流会」イベントを告知すると、多くの方が集まってくださいました。
新年会、お花見から始まり、「地球の歩き方」の取材後に毎回報告会を行うようになりました。現地の食材を使った料理やお酒もあり、聞いて、観て、味わう楽しいイベントは毎回大盛況で席が足りず、階段にずらっと腰を下ろすような状態が続きました。
取材報告に限らず、生命科学や現代中国の分析など、専門家を招いての講演も開催され、小学生からシニアまで世代を超えて集まってくる、、、なんというか、「もっと知りたい」を願う人たちが集う場となっていきました。 リビングの片隅の32インチテレビでは、多くの人が映像を観ることが困難だと、有志の方々がりっぱなプロジェクタやスクリーンを寄贈してくださいました。本当にありがたいことでした。これからも、良い「機会」や「繋がり」の場を作っていこうと思った次第です。
リアルとネットの相互発信へ
この「歩き方ハウス」の交流会場は広くはない、というか狭いと感じるでしょう。会の告知もFacebookのみで口コミに近い状況です。交流会当日の都合が悪くて来られない方もいらっしゃる。こんな「制約」から離れ、もっと多くの方に交流会の内容をお届けできたら…という思いがいつもありました。
川田は、出版・編集の業界での経験から、一期一会の交流会をもっと広く多くの方々にお届けできるよう、「歩き方ハウス通信」を起ち上げることにいたしました。 こうして生まれた「歩き方ハウス通信」は、読者様の旅の指標になり、かつ今後の生き方に役立てられるようなサイトになるよう、さまざまな話題を発信していきたいと思います。