三国志―英雄の舞台 第5章
曹操天下を袁紹と争い、官渡に矛を交える 天下分け目の大決戦 建安五(200)年、袁紹軍の別働隊として曹操の勢力圏に攻め寄った劉備を撃破した曹操は、その余勢をかって袁紹を討つべく反転して来ました。袁紹もまたこれを迎え撃とう...
曹操天下を袁紹と争い、官渡に矛を交える 天下分け目の大決戦 建安五(200)年、袁紹軍の別働隊として曹操の勢力圏に攻め寄った劉備を撃破した曹操は、その余勢をかって袁紹を討つべく反転して来ました。袁紹もまたこれを迎え撃とう...
天下大いに乱れ、漢室衰弱し、曹操天下を握らんとす 地方軍閥の台頭 さて地方では反乱が相次いで起こっていました。政治の腐敗堕落は何一つ改善されていないからで、何やら清朝末期に似ていますね。 漢王室ではその対策として全国13...
群雄割拠~治世の能臣、乱世の姦雄~ 曹操の登場 三国時代の英雄の中では曹操が最も年長で、かつ名家の出であったため重要人物として歴史にまず登場します。 黄巾の乱の起こった中平元(184)年、三国志に登場する英雄たちは何歳ぐ...
~同憂の三傑桃園に結義し、同甘同苦を誓う~ 演義では 黄巾の乱に驚愕した朝廷だが、実態をあまり把握できない霊帝(後漢末期の皇帝)は、何皇后の兄、外戚の何進を征討大将軍に任命して鎮圧に乗り出した。何進は軍隊統率も戦争経験も...
「三国志」の名は誰でも知っているでしょうしファンも多いでしょう。実は「三国志」という名前の書物は2種類あるのです。それは公式な歴史としての「三国志」とそれをもとにした物語の「三国志演義」です。 中国の歴史で、最も長く続い...